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レゾナンスCafeVol.041「星と宇宙をめぐる不思議な話」開催報告

レゾナンスCafeVol.041「星と宇宙をめぐる不思議な話」開催報告

レゾナンスCafeVol.041「星と宇宙をめぐる不思議な話」開催報告

宇宙のお話が大好きなマキさんに、美保関隕石と直方(のうがた)隕石から話を始め、宇宙の不思議さについてお話しいただきました。

マキさんは島根に落下した美保関隕石の碑をバイクツーリングの時に見つけ、興味を持ったそうです。

美保関隕石は1992年12月10日21時頃に落下してきました。46億年前の太陽系の誕生とともに生まれ、6100万年のあいだ宇宙を漂って落下してきました。最大長25.2cm、重量6.38kgの隕石です。

861年に落下した直方隕石と深い関係があることが知られています。

直方隕石は、世界最古の落下が目撃されその証拠が残っている隕石で、福岡の須賀神社に祀られています。

美保関隕石と直方隕石は科学的に組成を調べるとほぼ同じで、全く双子のような隕石だったことが天文学者によって確認されました。それはどういうことかというと、この二つの隕石は同じ母体のなかにかつてあり、しかも極めて近い場所に存在していたそうです。その一つが1130年前に直方に落ち、もう一つが島根の美保関に落ちたのです。これらの隕石は火星と木星の間にある小惑星帯から来たものと言われ、恐らく同じ母星から来たものだとも言われているのです。

以前マキさんがこの話を、レゾナンスCafe Vol.035 「初夢会」にてした時、その話を聞いた家護谷ヒカルさんが、後日美保関に行き、美保関隕石の碑と七類港にあるメテオプラザで実物を見てきたということで、その時の写真を披露していただきました。


美保関隕石の碑


美保関隕石の碑にはめ込まれた説明プレート


メテオプラザの美保関隕石の説明


メテオプラザで展示されている美保関隕石

直方の須賀神社では五年に一度の御神幸大祭で、直方隕石をご開帳し、神輿に乗せて練り歩くそうです。

マキさんによれば、こんなに奇跡的な話なのにも関わらず、なぜかあまり大々的には扱われていないと言います。確かに、ネット上を調べても、その話はちらほらとしか出てきません。

天文月報に掲載された美保関隕石と直方隕石の詳細についてはこちら。
http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1993/pdf/19930704.pdf

さて、マキさんはこの奇跡的な話から、宇宙での絶妙なバランスについて語りました。
まずは中学生の頃に知ったというNASAが作ったエコスフィアについて。
エコスフィアは直径10cm程度のガラスの球体で、その中に海水と空気、藻やバクテリア、そして小海老を閉じ込めたもので、太陽の光さえ当てていれば、小海老たちはそこでずっと生きていられるのだそうです。つまり閉じられた生態系なのです。

そこからバイオスフィア2の話になりました。1991年9月26日から1993年9月26日までおこなわれた人工生態実験のこと。そこには8名の人間が入り暮らしたが、結局失敗しました。それほど閉鎖された生態系を維持するのは難しいことがわかったのです。

そのあとで天体の運行が人間に影響を与えないはずがないという話を聞き、ポール・ディラック博士の大数仮説について説明を聞きました。地球の環境に左右されない物理定数はないのかと探して見つけたものだそうです。それは1対10の40乗。
それは陽子と電子間の重力と電磁気力の比であり、宇宙に存在する陽子と中性子の比でもある。宇宙の基本構造にこの比が関わっているのではないかとのこと。

陽子の半径を光が通過するのに要する時間を1とすると、10の40乗に当たる時間は、現在の宇宙の年齢に当たった。すると現在は宇宙の歴史上重大な意味を含んでいるのではないか? しかし、例えそうだったとしても、誰も証明のしようがない。

ここでPowers of Tenという映像を見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=paCGES4xpro

ここにも10の40乗が登場する。

結論として、宇宙の法則に沿って生きることが良いのではないかとのこと。その具体的な示唆は、世界で最も読まれた本として第5位となったパウロ・コエーリョの「アルケミスト」にヒントがあるのではないか。そのヒントとは「予兆にしたがえ」。このあと参加者みんなで、このお話に出て来た様々な予兆について語り合いました。

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