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第2回レゾナンスの会「共鳴(レゾナンス):体で感じる、魂の響きあい」報告

第2回レゾナンスの会「共鳴(レゾナンス):体で感じる、魂の響きあい」報告

第2回レゾナンスの会「共鳴(レゾナンス):体で感じる、魂の響きあい」報告

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第2回レゾナンスの会「共鳴(レゾナンス):体で感じる、魂の響きあい」が9月2日(水)19時からおこなわれました。概要は以下の通りです。

ハラとフシ

宝生明

こんばんは。ようこそいらっしゃいました。
前回の復習と新たな話を少しだけしましょう。
波にはハラとフシがあります。音にもハラとフシがあります。よく振動する場所がハラで、ハラとハラにはさまれてあまり動かない点がフシです。音が発生すると自然にこのハラとフシが現れます。
これをご覧下さい。

鉄板の下にスピーカーを設置し、鉄板上に砂をまくと、音の周波数によってこのように砂の模様が現れます。
これは、ハラの部分は振動が激しいので砂がなくなり、フシは動かないのでその部分に砂が集まることによって模様が生み出されています。

いま見ていただいたのは二次元平面上の模様ですけど、このような模様が空間上にもあると想像してみてください。

たとえば、部屋の真ん中に目隠しした人がいて、その人のまわりを僕が話しながら回ったら、きっと目隠しした人は、だいたい僕がどこにいるかがわかると思います。しかし、もしその人が部屋の端にいて、二つの壁がよく音を反射したとしたら、いろんなところから音が聞こえて、正確に僕の位置がわからなくなるかもしれませんよね。つまりこのとき、音のハラやフシがあちこちに存在することで、ただしく音の位置がわからなくなったわけです。この部屋の端では、きっと音はいろんな干渉を起こして、波動がもし見えたら、不思議な模様を作っていることでしょう。

このような状態を利用して、モノを浮かせてしまった人がいます。こちらをご覧下さい。

まだまだ波には理解されていない可能性がきっとあるのでしょう。

では、今回の講話者をご紹介いたします。サイキック・マッサージをなさる福島佳代子さんです。前回第一回でサイキック・マッサージのレゾナンスについて少しお話しいただきました。今回はみなさんに体感していただくところまでやっていただきたいと思います。

サイキック・マッサージとは?

福島佳代子

みなさん、こんばんは。私は福島佳代子と申しまして、ボディワークの仕事をしています。そのなかでも、サイキック・マッサージというボディワークをしています。今日はサイキック・マッサージでレゾナンスという概念がどういうものであるかということを説明し、実際にそのレゾナンスをみなさんに感じていただこうと思います。

私がサイキック・マッサージに出会ったのは二年前なのですが、それまでアロマテラピーの勉強をしていて、からだに触るということは五年ほど学んでいたんです。そのときにからだを触り合ったりして練習したり、お客様の相手をさせていただいたときに、触ると気持ちがいいところがあるんですね。施術しているはずなのに、自分も心地いいというときがあるんです。それって、自分の勝手な思い込みというか感覚で、なんでそんなことを感じるんだろうって、不思議に思っていたんです。私が習ったアロマテラピーの手法は、やることの順番も決まっているし、やり方作法があるので、それをそのままやっていたんですけど、なぜそんな感覚がするのかはわからなかった。

二年前にサイキック・マッサージに出会って、その気持ちいいっていうのがレゾナンスというものだというのがわかり、それが概念として確立していたんですね。それを勉強して、なんて楽しいんだろうって思いました。人に触って自分も気持ちいい、そして受けた人もそこを触られることで自分の中にもっとくつろぎが感じられる。だいたいマッサージという言葉だけ聞くと、コリをほぐすとか、悪いところを良くするというふうに思いがちですよね。ネガティブなところにアプローチしてそれを解決するというのがいわゆる普通のマッサージの概念だと思いますけど、サイキック・マッサージはレゾナンスという概念によって、からだの部分をマッサージすることで、受けた方がくつろいで感じ、それをより広がっていくというか、広げていくというか、ポジティブなところにアプローチしていくので、普通のマッサージとはアプローチの仕方が違うんです。それが私はいいなと思ったんです。平和な感じというか、自分のなかにすでにあるくつろいでいる部分を感じてもらうし、自分も感じる。なおかつやっていて気持ちよくて、受けて気持ちいいというのは、とてもいいですよね。疲れないですから。なのでこれをもっと深めたいと思って、楽しく勉強して、いまではセッションをするほうにもなりました。

まずサイキック・マッサージが何かをお話しましょう。サイキック・マッサージって聞いたことある方はいらっしゃいますか?

サイキック・マッサージは、最近生まれたものではなく、いまから35年くらい前にカリフォルニアのエサレン研究所で、マッサージなどを研究していたサガプリアと言う女性がいるんですけども、その人が生み出したマッサージです。もともとはエサレン研究所でエサレン・マッサージというものをしていたんですけども、彼女はその後、インドの神秘家、和尚(ラジニーシ)のところに行ったんですね。そこで瞑想に出会い、そこで修行し、瞑想を深めてエサレン研究所に戻りました。それでサイキック・マッサージが誕生しました。もともとはマッサージをサイキック・マッサージという名前でやっていたのではなく、マッサージを受けていたクライアント側の人が、サガプリアに施術されることで深いスピリチュアルな変化があるということで、精神的なという意味もあるサイキックという言葉が使われるようになりました。

どういうことをセッションではやるかというと、悪いところを探すのではなく、その人がすでに持っているくつろいでいる部分を感じてリーディングします。そこがレゾナンスなんです。そこにマッサージなどのアプローチをして気づいていただくということです。それによって受ける前と受けたあとで、その人になかにある無意識的に凍り付いていたり、固まっているからだの部分がほぐれていくんですね。つまりレゾナンスの部分は太陽にあてられたようなもので、そうすることで、こだわりとか固まり、恐怖なんかが解けていくんですね。

レゾナンスを感じる
では今度はレゾナンスについてお話します。前回の宝生先生のお話で、レゾナンスというものがどういうものかはっきりしていると思いますが、簡単に言うと、二つの同じ音程の音叉がここに並んでいたとすると、片方をならすだけで、もう一方の音叉も鳴り出してしまう、このような現象をレゾナンス(共鳴)といいます。

サイキック・マッサージでは、瞑想を通して自分の中にあるくつろぎを感じる。その感覚を相手側のひとをリーディングしたときに同じ感覚、自分の中にあるくつろぎが共鳴するような、広がるようなそういう感覚のするところを探し、そこにアプローチするんです。こういうとなにやら難しい感じがするかもしれませんけど、実際にやるとどんな感じかというと、たとえば、山に行ったり、森にいったり、自然のなかにみなさん行かれたときに、からだってどんな感じになりますか?

_____気持ちいいですよね。葉のこすれる音とか、木漏れ日のちらちらする感じとか。リラックスした感じですね。

_____広がる感じがします。

_____ゆるむ感じがしますね。

_____さわやかな感じとか。

_____私は若い頃何千メートル級の山にいくつも登ったけど、あらためてそんなふうに感じたことはないね。

気持ちがいいから何回も行くんですよね?

_____歩くのが好きだからですねぇ。気持ち的に行ってないですから。ダメですね。答えにならない。(笑)

いえいえ、ありがとうございます。(別の人に向かって)いかがですか?

_____文字通り自然な感じですね。ナチュラルな感じ。

いまみなさんに言っていただいた感じが、サイキック・マッサージでレゾナンスを感じる時は、まさにそんな感覚なんです。自分がリラックスしていたり、自然でいられる、気持ちがいい、広がっていられる、そんな感じ。そういう感覚をまずは自分が持つんですけど、そして相手のレゾナンスがある部分に触ったときにも、その感覚が共鳴として起こってきます。それがレゾナンスという感覚。

レゾナンスを感じるのは、 自分がその感覚を知らないと、施術する相手にもわからないので、自分の中にその感覚をよみがえらせるようにするにはどうしたらいいかということで、瞑想が大事になってきます。だからサイキック・マッサージの修行では瞑想がとても大切なんです。

私はずっとサラリーマンをしていたんですけど、瞑想はしたことが無かったんですね。あるときサイキック・マッサージのイベントで迷走したんですけど、自分に合っていたんですね。自分のなかに静かな湖があって月が浮かんでいる、本当に静かなスペースが自分の中にある、そんな感じがしたんです。そんなスペースが自分のなかにあるなんて全然知らなかったので、いつも外の騒がしい状態が頭の中にあるような感じでした。それが自分のなかに静かなスペースがあるとわかると、とても落ち着くんです。そういう喜びがサイキック・マッサージをするきっかけになったんですけど、そのサイキック・マッサージをするというときに、味わえる静けさが何なんだろうという驚きもあったし、その感覚をひろげるというか、分かち合っていくことがいいなと思ったんですね。その先には調和があって、それが広がっていく、素晴らしいメソッドだなと思って続けています。

では、これからレゾナンスを体で感じていただこうと思います。
(以降エクササイズなので略)

参加者のアンケートから

M.Tさん
とても楽しい時間でした。

ワークショップ型のプレゼンは、とても効果的だと感じました。

スタート時間は、名刺交換タイムも含めて厳守したほうがよいと思います。

 (委員注、発表スケジュールからは一、二分の遅れで進行いたしました)
参加者のリストの配布は必須だと思います。

 (委員注、この件に関しては検討いたします)

Y.Tさん
サイキックマッサージを通して、感覚的にレゾナンスを理解できた点がよかったです。

人の体に触れることで温かさを再確認し、サイキックマッサージを体験することで、
うわべだけではなく、レゾナンスを感じることができた点はとても有意義だったと感じました。

瞑想でもっと深部まで、落とし込んでいくのは日頃からの瞑想が重要でしょうか?
あるいは当日の私の意識や姿勢の改善をするとすぐに変化が表れるのでしょうか?
そこが少し気になりました。

個人的には慣れ親しんだ進行でしたので(笑)すんなりと自分の中に入ってきましたので、
特に改良点等には気づきませんでした。
レゾナンスということなので、スピリチュアルな方のお話もお伺いしてみたいです。

T.Tさん
自分に向き合う時間が取れたことがよかった。
実際に体験する時間が良かった。

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