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レゾナンスCafe Vol.007 『いのちと響く』開催報告

レゾナンスCafe Vol.007 『いのちと響く』開催報告

レゾナンスCafe Vol.007 『いのちと響く』開催報告

16082803
ライトダンシングメディテーションをおこないました。
ジャンベをはじめはゆっくりと叩いて踊りながらの瞑想をしようとしました。
ところが「それでは乗れないと思う」という方がいたので、誘導瞑想をして、瞑想状態からのダンシングメディテーションにしました。
ひとりずつダンシングメディテーションをしていただいたのですが、最初にテンポを指示していただきます。そのテンポでドラムを叩き、踊りに没入してもらいました。
踊りの表情にあわせてドラミングをシンクロさせました。ひとりひとり違う踊りになって個性を感じてよかったです。急に踊りの表情が変わると、おっと思ったり、思わず微笑んでしまったり、乗ってくると声を出したくなったり、気持ちが活性化されました。

今回は告知がよくなかったのか、参加者がお二人でした。主催者側の三名を加えても全部で五名なので、充分にダンシングメディテーションを楽しみました。
踊りながらの瞑想はいろんな感情を体験します。特に原初的な感覚が蘇ったりすることがあります。普段そのようなものを解放する機会はあまりないので、とても気持ちがいいのです。それからドラムだけで踊るので、叩き手と踊り手が自由にシンクロしていきます。踊り手がテンポをアップさせたり、叩き手がリズムを途中で変えたり、言葉に頼らない身体と感覚によるコミュニケーションが楽しかったです。このようなことは既成の音楽を聴きながら踊るときにはできません。シンクロがぴたっと来ると、感覚的にはゾワッとすることがありました。

ひさしぶりに踊ると、僕は体の筋肉のどこが衰えたのかよくわかりました。ときにはからだを自由に、普段はしないような動きをさせるのって大切ですね。

今回は参加者が少なかったおかげで一人にかける時間が長く取れました。場所も広く取れたので、五人で一緒にダンシングメディテーションをしたりもしました。またいつかやりますので、そのときはぜひご参加下さい。

参加いただいたメンバーのみなさんは、したことのないことへの挑戦ありがとうございました。

Akira
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今回は、暑い盛りに、瞑想、そして、ジャンベの音の高まりのせいもあったのでしょうか、とてもカタルシスな宵となりました、、、
以下、余談。
唐突に思い出したのは、松本清張氏の「黒字の絵」、これは、祇園太鼓の音で黒人の原始的な血が騒ぎ、アメリカ軍基地から脱走して日本人の民家を襲ったと言う、朝鮮戦争時代、実際の事件を元にしたストーリーです。ただ、話のここのくだりは、氏の想像のようです。
かつては、気づかなかったり、それなりに黒人の人権の擁護も含んだようにも思えた作品が、今では、偏見と差別のあるものになっている。手塚治虫作品などにも出てきますが。
この半世紀でも、意識は、私の、というより、世の中の意識は変わりゆき、随分とよくなっているところもあるのだなと改めて思いつつ。
でも、多分、人類皆に、そういう血は継承されて、と改めて、感じたりもしたのでした、レゾナンス。

Eichi

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