RESONANCE cafe

レゾナンスCafe Vol.055 『暗黒日記』から現代メディアを読み解く

レゾナンスCafe Vol.055 『暗黒日記』から現代メディアを読み解く

レゾナンスCafe Vol.055 『暗黒日記』から現代メディアを読み解く

ロシアのウクライナ軍事侵攻でも、西欧諸国の視点でニュース報道がおこなわれましたが、ネット上では様々な意見が交わされていました。ロシアが一方的な攻撃を仕掛けたのかというと、2014年からの両国およびNATOの動きをきちんと知っている人たちにとっては、そうは思えなかったようです。

それにも関わらず、マスメディアではロシアが一方的に悪いという論調で埋め尽くされていました。

なぜそのようになるのでしょう?

ところで昨年末、『現代語訳 暗黒日記』が出版されました。
『暗黒日記』はジャーナリストであり、外交・政治評論家であった清沢洌(きよさわきよし)が1942年12月から1945年5月まで書いていた日記です。
1942年12月は真珠湾攻撃の一年後、そして1945年5月は敗戦の三ヶ月前であり、清沢が亡くなる16日前でした。
清沢は反戦論者でした。なので当時の報道に批判的で、書く場を与えられず、軍部ににらまれながらも日記を書き続け、敗戦の日を迎えることなく亡くなったのです。
戦後、その日記が出版されていましたが、近年では古本でしか入手できなかったものを丹羽宇一郎によって現代語訳版が東洋経済新聞社から出版されました。
その内容のダイジェストをお伝えしながら、当時と現代での類似点、相違点などを概観していき、参加者の皆さんと現代のメディアについてお話ししたいと思います。

参考文献
『現代語訳 暗黒日記』 清沢洌著 丹羽宇一郎編集・解説 東洋経済新聞社
『CIA秘録』 ティム・ワイナー著 文春文庫
ほか

講師 つなぶちようじ
電通勤務ののちライター・作家となる。
著作
『胎内記憶』 七田眞氏との共著 ダイヤモンド社刊
『あなた自身のストーリーを書く』 主婦の友社刊 など

日時
2022年3月9日(水)19:45〜

会場
ZOOM上
 (URLはお申し込みの皆さんにお伝えいたします)

スケジュール
 19:45 開場~ご歓談
 20:00 つなぶちようじさんによるお話し
 21:00 ご歓談
 21:50 閉会

会費
2,000円

定員
10名

お申込
こちらのメールフォームからお願いします。前日までにお申し込み下さい。
http://www.houshouakira.com/modules/mailform/index.php?controller=form&id=3

【収録映像につきまして】
講義内容の部分のみ、動画編集して公開の予定です。
ご参加の方のお名前、音声、映像が公開されることは一切ございません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です