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レゾナンスCafe Vol.051「月を愛でて癒される〜エリアーデの宗教学概論から汲み取る二元論の価値」

レゾナンスCafe Vol.051「月を愛でて癒される〜エリアーデの宗教学概論から汲み取る二元論の価値」

レゾナンスCafe Vol.051「月を愛でて癒される〜エリアーデの宗教学概論から汲み取る二元論の価値」

緊急事態宣言延長にともない、会場での開催をZOOMによる開催へと変更いたします。詳細は下記をご覧下さい。

宝生明の夢02

よく陰陽が大切だと言われます。陰陽の考え方は多くの場合陰陽五行説や易経に関係づけられますが、世界中の宗教のほとんどが、実は陰陽的ものの考え方を通って行きます。その傾向をミルチャ・エリアーデは『宗教学概論』で明確にし、その価値をうたっています。

陰陽の話をするとき、どうしても陰が劣っていて、陽が勝っているかのように聞こえてしまうことがありますが、それは違うということを今回は明確にしたいと思います。

陽が男で、女は陰だ。こう言われると、「男が勝っていて女が劣っている」と聞こえるかもしれません。しかし、違うのです。見方を変えると、「女は陰だから勝っていて、男は陽だから劣っている」とも見えるのです。この陰陽の関係を正しく把握するために、月についてお話しします。

前回「宝生明の夢01 夢の愛らしさと残酷さ〜ユングが遺した言語化しなかったもの」で、ユングがなぜ曼陀羅を書くようになったのか、なぜ東洋の智慧に触れることで『赤の書』を書くのをやめたのかについてお話ししましたが、そのもっとも大切な部分はまだ語り切れていませんでした。現実としてそういうことが起きた。そこから何を汲み取るべきか? そこに触れるため、今回は二元論の価値を明確にしようと思います。

『世界宗教史』を書いたミルチャ・エリアーデは、その前段階として『宗教学概論』を書きました。『世界宗教史』はちくま文庫で入手できますが、『宗教学概論』の日本語訳はいまは古本でしか手に入りません。

エリアーデの調査は徹底しており、当時の文献を調べ尽くし、宗教における傾向を明らかにしていきました。その結果、宗教とはどのように発生し、どのように展開、派生していくかについて概論を書いたのです。その結果が三巻からなる『宗教学概論』でした。そして晩年、総仕上げとして『世界宗教史』を書き、絶筆となりました。

この体系化によって、宗教と社会の関係がそれ以前とは違う角度から見えるようになったのです。

この全体を知るのは膨大で時間のかかることですが、その中でも特に、月の象徴的な意味を知ることで、陰陽の見方を深くしようと思います。

宝生 明
作家
早稲田大学理工学部卒業後大手広告会社に勤務。
退職してフリーライターとなる。
著書『太一〜UFOに乗った少年』
心理学、宗教学、言語学などを独学し、
次世代のパラダイムについて研究している。
ジャーナリストとして雑誌記事を執筆し、
別ペンネームで五冊の著作がある。
 

参考文献
宗教学概論第一巻 『太陽と天空神』   ミルチャ・エリアーデ
宗教学概論第ニ巻 『豊穣と再生』    ミルチャ・エリアーデ
宗教学概論第三巻 『聖なる空間と時間』 ミルチャ・エリアーデ

日時:2021年9月8日(水)19:45〜
会場:ネット上 ZOOM開催 URLはお申し込みのみなさんにお伝えします。
19:45 開場~ご歓談
20:00 宝生明によるお話。
21:00 ご歓談
22:00 閉会
会費:2,000円(お支払い方法はお申し込みの皆さんにメールでお伝えいたします)
お申込:こちらのメールフォームからお願いします。
http://bit.ly/resonanceapplication

講座の内容を録画し、YouTubeの限定公開で有料にてご覧いただけるようにいたします。
視聴のお申し込みはこのイベントの開催時刻までにお願いいたします。
視聴料は2,000円です。
公開には数日いただきます。
お申し込みはこちらのメールフォームから「YouTubeで レゾナンスCafe Vol.051「月を愛でて癒される〜エリアーデの宗教学概論から汲み取る二元論の価値」 視聴希望」と書き、送信してください。
http://bit.ly/resonanceapplication

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